当社が設計、製作・施工しました西日本高速道路株式会社『追分橋の耐震補強』が平成２９年度土木学会田中賞（作品部門）を受賞しました。
　「土木学会 田中賞」は昭和41（1966）年度より、橋梁・鋼構造工学に関する優秀な業績に対して授与されている学会賞で、「研究業績部門」、「論文部門」、「作品部門」の３部門があります。「作品部門」は橋梁およびそれに類する構造物の新設または改築（既設構造物の全てあるいは一部を活かした改修等による構造物の機能向上、機能維持）で、計画・設計・製作・施工・維持管理などの面においてすぐれた特色を有すると認められる作品を対象として選考されるものです。
　本工事は、非常に厳しい現場条件の下、供用中の交通への影響を最小限としつつ、橋梁の耐震補強に関する設計および施工技術を結集し、ロッキング橋脚を有する橋梁を改築して耐震性の向上を図りました。この事が橋梁技術の発展に大きく寄与し、土木学会田中賞に値すると評価されたと考えます。

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また、施工方法の概要は当社ホームページ「技術紹介：ロッキング橋脚撤去・更新工法」を参照願います。『こちらから』