三井住友建設鉄構エンジニアリング株式会社

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工事実績

橋梁事業:橋梁架設工法別実績

橋梁の架設は、橋梁形式、桁下の条件、橋梁架橋位置の前後のヤードなどの条件からいろいろな工法が選定されます。一般的な各種工法と特殊工法の実績を以下にご紹介致します。

ベント工法

桁下に制限がない場合の桁橋、トラス橋、ラーメン橋等で最も一般的に採用される工法です。桁を多点で支持するため、形状管理が容易で架設系の桁補強照査が不要となることなどが特長です。

送り出し工法

トラッククレーンが桁下に進入できず、かつベントも設置できない鉄道線路上や河川上に架設する場合で隣接地に地組と手延べ機の組立ヤードが確保できる場合に採用される工法です。

片持ち式工法
(トラベラクレーン工法)

トラッククレーンが桁下に進入できず、ケーブルクレーン設備の設置や送り出しヤードの確保が不可能な場合に採用される工法です。架設系での荷重状態に対する部材の照査が必要です。

ケーブル式工法

トラッククレーンが桁下に進入できず、ケーブルクレーン設備が設置可能なヤードが確保できる場合に採用される工法です。橋梁形式、桁下の地形などからベント工法、直吊工法、斜吊工法などと併用されます。

一括架設工法
(フローティングクレーン)

海浜部などフローティングクレーンや台船の航行が可能で、近隣に地組立ができる岸壁が確保できる場合に採用される工法です。現場工期が短いのが特長で、吊上げ時や輸送時の変形や安定照査が必要です。

一括架設工法
(大型搬送車,大型クレーン)

近隣に地組立ができるヤードが確保でき、架設地点にベント設備を設置できないが大型クレーンの設置が可能な場合に採用される工法です。現場工期が短いのが特長で、吊上げ時の変形や安定照査が必要です。