三井住友建設鉄構エンジニアリング株式会社
コンクリート合成鋼床版桁橋は、疲労耐久性に優れ、製作の合理化を行った新形式橋梁で、従来の鋼床版桁橋に比べ、10%程度のコスト縮減を可能にしました。
構造物のサスティナビリティを高め、コスト削減も実現する新形式橋梁。
都市部や湾岸地域の重交通路線で鋼床版の疲労問題が一部で顕在化しています。
そこで、鋼床版で疲労上弱点となる細部構造を改善した疲労耐久性の高い新形式橋梁として、RC床版と鋼床版を合成させた床版を有する『コンクリート合成鋼床版桁橋』を開発しました。
また、この橋梁形式は、製作性の合理化を行うことで、鋼床版桁橋に比べ10%程度のコスト縮減を可能としています。
新形式橋梁の構造は、従来の鋼床版とは異なり、デッキ上面に縦リブを設置し、その上にコンクリートを打ち込んで両者を合成させることで、床版部の剛性を向上させています。
この床版構造を採用することにより、