三井住友建設鉄構エンジニアリング株式会社
上空制限等により大型重機を使用できない条件や車線の全幅規制が困難な場合の床版取替工事に対応した門型床版取替装置です。
車線通行規制を最小にして施工期間を短縮できる床版取替装置だから都市部の更新工事に最適!
高速道路ネットワークを形成する橋梁等の社会インフラ構造物は、半数以上が供用から30年以上経過して老朽化が進展しています。
その中で鋼橋鉄筋コンクリート床版は、大型車交通の増加や厳しい使用環境により損傷が進行しているため大規模な更新工事が行われています。
床版取替を行う工事は、工事期間中の車両通行規制により渋滞等による社会的損失が大きくなります。この問題を解決するため、車線通行規制を最小にして施工期間を短縮できる床版取替装置を開発しました。
本床版取替装置については、三井造船株式会社(現(株)三井E&Sマシナリー)、ドーピー建設工業株式会社、株式会社野田クレーンとの共同開発です。
開発した床版取替装置は、脚となる油圧リフターとトロリーが横行する主梁で構成された門型の架設機械です。設置・撤去する床版パネルの昇降は4機の油圧リフターを同調させて行います。