三井住友建設鉄構エンジニアリング株式会社
鋼橋の疲労損傷を簡易的な溶接補修で延命化させる!
支承を交換する大掛かりな補修が困難な橋でも適応可能。
鋼製支承の回転・移動機能が低下した鋼I桁橋では、ここに示すような4種類の疲労損傷が生じることが知られています。
そして、このようなき裂の補修では支承を交換する大がかりなものが数多く報告されています。
しかし、今後は支承を交換する恒久的な補修が困難な場合も想定されます。そのため、法政大学との共同研究により、簡易的な溶接補修により延命化させる方法について桁試験体を対象として疲労試験を実施し、実橋に適用できる可能性のあることを確認しました。